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StoreCon AWS Migration - DWH Architecture

ストコンAWS移行 DWH / データ基盤 生成日: 2026-03-27
StoreCon DWH Architecture
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凡例

Batch — バッチデータフロー(ストコンDB → DMS → S3)
Realtime — リアルタイムフロー(POS → Kinesis → S3)

概要

コンビニエンスストアのストアコンピュータ(ストコン)をオンプレミスからAWSへクラウド移行する案件における、DWH(データウェアハウス)領域のアーキテクチャ構成図です。

店舗のPOS端末からのリアルタイムデータと、ストアコンピュータからのバッチデータを統合し、S3データレイク → Redshift DWH → QuickSight BI の分析パイプラインを構成しています。

データフロー

Batch ストコンDB → DWH

Store Computer AWS DMS S3 (Raw) AWS Glue S3 (Curated) Redshift QuickSight

Realtime POSトランザクション → DWH

POS Terminal Kinesis Data Streams Kinesis Data Firehose S3 (Raw) AWS Glue Athena / Redshift

レイヤー構成

レイヤーAWSサービス用途
データソースStore Computer / POS Terminal店舗の売上・発注・在庫データ
取り込み BatchAWS DMSストコンDBからの一括移行
取り込み RealtimeKinesis Data Streams + FirehosePOSトランザクションのリアルタイム取得
データレイクAmazon S3 (Raw / Processed / Curated)3層構造でデータ品質を段階的に向上
ETL / ガバナンスAWS Glue, Glue Data Catalog, Lake FormationETL処理、メタデータ管理、アクセス制御
DWHAmazon Redshift構造化データの集計・分析クエリ
アドホック分析Amazon AthenaS3上のデータに対するSQLクエリ
可視化Amazon QuickSightBIダッシュボード、定期レポート

コスト概算

ap-northeast-1 (東京) リージョン基準の月額概算。実際の費用は利用量により変動します。為替レート: $1 = 150円

サービス構成Dev (月額)Prod (月額)
AWS DMSレプリケーションインスタンス$20-40 (3,000-6,000円)$40-80 (6,000-12,000円)
Kinesis Data StreamsPOS連携 (1-2 shard)$15-30 (2,250-4,500円)$30-75 (4,500-11,250円)
Kinesis Data FirehoseS3への配信$5-15 (750-2,250円)$15-50 (2,250-7,500円)
S3データレイク (100-500GB)$3-12 (450-1,800円)$12-50 (1,800-7,500円)
AWS Glue ETLデータ変換ジョブ$10-50 (1,500-7,500円)$50-200 (7,500-30,000円)
Glue Data Catalogメタデータ管理$1-3 (150-450円)$3-5 (450-750円)
Lake Formationアクセス制御$0 (無料)$0 (無料)
Redshift ServerlessDWH (8-32 RPU)$50-150 (7,500-22,500円)$200-600 (30,000-90,000円)
Athenaアドホッククエリ$5-20 (750-3,000円)$20-50 (3,000-7,500円)
QuickSightBI (Author 2名 + Reader 5名)$73 (10,950円)$73-150 (10,950-22,500円)
合計$182-393 (約27,300-58,950円)$443-1,260 (約66,450-189,000円)

前提条件: Dev=テストデータ100GB、Prod=店舗POS+ストコン連携500GB。Redshift Serverless RPU利用は業務時間帯中心。QuickSight Author $24/user/mo、Reader $5/user/mo。

コスト最適化: Redshift ServerlessのRPU使用量は自動スケールで夜間ゼロに。Glue ETLのジョブブックマークで差分処理。AthenaのパーティションスキャンでS3スキャン量を削減。

設計のポイント

1. バッチとリアルタイムの二系統取り込み
ストコンDBからのバッチ移行(DMS)とPOSトランザクションのリアルタイム取得(Kinesis)を分離。それぞれのデータ特性(更新頻度・遅延許容度)に最適な取り込み方式を採用している。

2. S3データレイクの3層構造(Raw / Processed / Curated)
データ品質を段階的に向上させることで、生データの保全と分析用データの品質担保を両立。障害時にRaw層から再処理が可能。

3. Glue + Lake Formationによるガバナンス
ETL処理とメタデータ管理をGlueに集約し、Lake Formationで列レベルのアクセス制御を実現。コンプライアンス要件への対応が容易。

4. Athena と Redshift の使い分け
アドホック分析はサーバーレスのAthena、定期的な大量集計はRedshiftと役割を分離。コストと性能のバランスを最適化。

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